診断 変形関節症
レントゲン撮影の後、待つこと20分。やっと診察の番が巡ってきました。
担当はひざが専門でスポーツドクターでもあるS医師というまだ若い方です。
痩身で日ごろから身体を鍛錬しているという印象で、頼もしく感じます。
「いつごろから痛いのですか?」
「10日前です」
「1日にどれくらい歩きますか」
「通常で5~6キロ、時間に余裕があるときは10キロくらいです」
「走ったりしますか」
「いいえ、ほとんど歩くだけです」
「そう大きな負荷とはいえませんね」
レントゲン画像を見ながら説明を受ける。
「ここを見てください、ひざの関節の間が狭くなっているでしょう、一番狭いところで3mmくらいです。健康なら5~6mm程度です」
「年齢相応よりも悪いのですか?」
「いいえ、56歳ならこんなもんですよ。ただ、同じ状況で長く走っても平気な人もいれば、そうでない人もいるということです」
次にベッドに仰向けになっての診察。
S医師がひざを曲げて力を加える。
まずは左。
「痛いですか?」
「少し痛いです」
次は右。
「どうですか?」
「痛いというほどではないですが、力を受けていることはわかります」
再び席に着き説明を受ける。
「症状としては軽い方ですから深刻になる必要はありません。リハビリ主体で直していきましょう」
以下、S医師からの処方箋をまとめてみますと、
・痛みを感じない範囲で歩いても良い→ほっとしました。
・ひざに負担をかけず足の筋力をつけるため自転車を活用→早速実施する。
・体重を減らす→ご飯の量を減らすしかない。
・正座とスクワットは厳禁!
・当院でのリハビリを週に1,2回実施
「痛み止めの薬と湿布を出しておきます」
とりあえずはそれほど重症ではないとわかりほっとしました。
この後、リハビリ室に案内されて予約。
初回は4月26日になりました。
本日の診察料は、初診と検査費用含めて3370円。
薬代は700円でした。