羽田空港は足腰にやさしい
今回の信州行は東京を経由しての旅程でしたが、今まで気が付かなかったのが、羽田空港の通路が足腰にショックの少ないように配慮されていることでした。
羽田空港はこれまでに何十回も利用してきましたが、健康だったときには一度もそう感じたことはありません。
ところが、今回足腰を痛めてみると、各所に足腰に大きな衝撃を与えないよう配慮されていることがわかりました。もちろん全箇所ではありませんが、地元の鹿児島空港に比べるとはるかに充実していると思います。
例えば、九州へ行く便は羽田でも伊丹でも最も遠い搭乗口となっており、荷物検査を終えてもかなりの距離を歩かされます。
伊丹はまだコンパクトで良いのですが、広大な羽田では大変です。時間がないときなど本当に焦ってしまって走ったことも何度かあります。
その搭乗口に至るまでの通路の大半に「動く歩道」が設置されている他、歩道の脇の通常の通路にしても柔らかいマットが敷き詰められていて歩く際のショックを和らげてくれます。これは、足腰にガタが来た中高年にはまことに有難い。
元気なころは過剰サービスではないかと思っていたのですが、自分自身がこうなってみて初めてその意図が理解できました。
その他のフロアでも床の硬さを実感することはありませんでしたから、設計・施工上、何がしかの配慮がなされているのでしょう。
さすが「東京国際空港」です!
海外からの方も感心するのではないでしょうか。
まあ、我が国の主要な空港と地方の一空港を比較すること自体が無理なのですが、いずれ地方の空港にもそういう配慮が展開されていくことを望みます。