朋遠方より来る
今日は趣味のジャズとオーディオで知り合ったY町のSさんが我が家に来訪されました。
Sさんはすでにリタイヤされ、年金暮らしの方であるが、若い頃はジャズに情熱を燃やしていたようで、米国の著名ミュージシャンと一緒に写った写真を何枚か見せていただきました。実に羨ましい限りです。
SさんのオーディオはアルテックA7という大型のスピーカーを中心にしたシステムで、小型のフルレンジスピーカーによる我が家のシステムとはかなり異なります。
共通するのは真空管アンプで鳴らしていることくらいでしょうか。
まずは、Sさんのお好きなオスカー・ピーターソンから。ドイツのMPS録音とアメリカのヴァーヴ録音の2通りを聴いていただきましたが、気に召していただいたようです。
次にやはりピアノ・トリオの名盤からハンプトン・ホース。
Sさんが若い頃によく聴きこまれた盤のようで、「懐かしい」と、興奮されておりました。
ジャズの合間に少し違うものをということで、マントヴァーニのタンゴアルバムを。
「私らの若い頃はこういうラテンの音楽をよく聴いたものだが、最近の若い人は知らんみたいね・・・」
同感である。私たちより上の世代の方が実は多くの種類の音楽を聴いていました。
ジャズやロック等の英米の音楽だけでなく、中南米音楽(ラテン、タンゴ、フォルクローレ)フランスのシャンソン、イタリアのカンツオーネ、欧米のムード音楽・・・・。
私は一回り上の叔父たちと一緒に音楽を聴いてきたので年の割にはこの手の音楽を聴いて育ったのです。そのせいか、同年代よりも上の世代と話題があうところがあります。
再びジャズに戻って、エラ&ベイシー、マイルス・デイビス・・・・。
昨日に引き続き同好の士との時間はあっという間に過ぎていきます。
Sさんまたいらしてくださいね。